⚫︎手厚い保証?
今日は福利厚生について知ろう!
福利厚生って一体なんですか?
いまいち分かってないんです、、実は。。
福利厚生とは企業が従業員のために提供する給料以外のサービスですよ。
大きく分けると2つに分けられます。
一つ目は法定福利と言って、法律上、事業所が負担することが決められているものです。
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険(労災)などがあります。
二つ目は法定外福利といって、会社が任意によって実施しているものです。
通勤費、住宅手当、資格取得、社内旅行などがあります。
法定福利
法定福利は会社が負担するのにどうして毎月給料から保険代が引かれるんですか?
毎月、結構引かれるからちょっと痛いな〜と。(笑)
会社が負担といっても、全額ではないんですよ。
例えば、健康保険料と厚生年金保険料は従業員と会社で半分ずつ負担するんです。
そして保険料率は、住んでいる場所や年度ごとによっても変わります。
令和2年保険料額の表
雇用保険料は労働者より会社が多く負担しており、労災保険料は会社が全額負担しています。
給与の月額が30万円の人だとこれくらいの保険料がかかっています。
会社負担 |
従業員負担 |
合 計 |
|
健康保険 |
17,445円(5.815%) |
1,7445円(5.815%) |
34,890円(11.630%) |
厚生年金保険 |
27,450円(9.150%) |
27,450円(9.150%) |
54,900円(18.300%) |
雇用保険 |
1,800円(0.6%) |
900円(0.3%) |
2,700円(0.9%) |
労災保険 |
900円(0.3%) |
– |
900円(0.3%) |
合 計 |
47,595(15.865%) |
45,795円(15.265%) |
93,390円(31.130%) |
(2019年の都市:東京の保険料参照)
なるほど。なので給料が上がると保険料もそれに応じて上がっていたんですね。
はい、そうです。では次は法定外福利についてお話しようと思います。
法定外福利
法定外福利は法で決められていないので会社によって違います。
福利厚生の目的は従業員の経済的支援とモチベーションを高めることで、
最初に述べたように通勤費、住宅手当、社内旅行など以下のようなものがあります。
住宅手当があるのは嬉しいですね。
そうですね。実際に従業員があってよかったと思う福利厚生の上位が「住宅手当・家賃補助」「食堂や昼食の補助」だそうです。必ず必要なものですし、あると助かりますね。
会社にとっても経費に計上できますし、従業員にとってもモチベーションが上がる法定外福利。
自分の勤めている会社がどんな福利厚生があるのか、知ることも働く上で大切なことでしょう。
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