減価償却とは?【簡単に!】

勉強記録
経営者にとっても、経理を担当する人にとっても、大切な減価償却
一体、どういうものなのか知ろう!

減価償却とは?

会社で事務職を始めて1ヶ月。最近、減価償却という言葉を知ったんですが、減価償却って何ですか?

ある程度、高額なものを買った時その費用を何年かにわけて経費にしていくことを言います。会社は建物や機械、車両など長い期間(使用年度が1年以上)事業に使用する資産を固定資産といいます。これらの購入する額をその耐久年数に応じて経費に費用計上していくことを言うのです。

分かるような分からないような。。

そうですよね。では簡単な例を出してみましょう!

計算方法や物の状況にもよりますが、100万の機械を購入し耐用年数が5年だとします。
そうすると毎年20万ずつの減価償却になります。
減価償却の計算:定額法の場合による

なぜまとめてその年度に全額払わず、数年に分けるんですか?

この車の取得価額は、使用した全期間、獲得した収益に対応する費用だと考えられているからです。購入した時に全額を費用にすることは、適正な期間損益を計算するには妥当ではないとして認められていません。

会社にとってメリットは何ですか?

法人税の計算をする時、減価償却費は損金に算入できます。

また、減価償却により費用化させる時に、実際のキャッシュの支出がないので費用が計上されてもその分のキャッシュが残ります。なのでその期間、会社の利益を減少させ、節税対策にもなりキャッシュを残す効果もあります。

減価償却の方法

減価償却の方法は5つあり(定額法・定率法・生産高比例法・リース期間定額法)

主に利用されるのは「定額法」「定率法」

定額法

毎年の償却費が一定になっている計算方法で先述の計算方法です。

償却費=資産の取得価額×償却率

〜平成19年3月31日以前に取得した資産の場合〜
取得価額の10%を控除し、償却率を掛けて計算

:100万円の機械の耐用年数が5年の場合
  100÷5=20万→毎年20万の減価償却

定率法

毎年一定の割合で焼却していく方法です。

:100万円の機械の耐用年数が5年の場合(耐用年数が5年の場合:償却率0.5%)
  1年目:100×0.5=50万
2年目:50×0.5=25万
3年目:25×0.5=12.5万・・・

このように初めの年の償却率が最も多く、期間が経過するにつれて償却費が年々減少する

最後に

どの方法が良いのかは、会社や物によって変わってくるので、自分達に合った方法や
分からなければ、会計士や税理士の先生に相談して決めると良いでしょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました